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Posted by TI-DA at

2009年08月14日

世界遺産だけに@北海道



お盆の一番混む時に、知床にやってきてしまいました。
キャンプ場がいっぱいいっぱいでソロキャンパーが
まとめて隅っこに追いやられていますが、逆に静かで
有難いです。

今日は珍しく観光船なんてものに乗ってみましたよ。
知床岬まで行く船は午前中じゃないとなかったので、
その半分の距離で半額のやつにしたんですがー
うん、まあ、天気もそこそこだったし、はい。

2800円の知床DVD、おすすめです。

先へ進む時間もなくなったので早めにキャンプ場に行き、
すぐそばの夕陽台から美しい景色を眺めた後は
管理棟の知床ボランティアセンターで暇つぶし。

知床半島の生立ちや様々な自然保護活動に関する資料、
風景写真の数々を見ながら思いました。

ここは観光に来るところというよりも、
勉強しに来るところだ。

「世界遺産」をきっかけに訪れたみんなが勉強すれば、
植物や動物に対して優しく出来る人が日本中に増えるかも。
そんな期待を抱くのでした。
  



2009年08月15日

親切にする人@北海道



知床五湖は、ヒグマが出るので散策できたのは二湖まで。
知床連山は雲の中。よって知床峠も真っ白で何も見えず。
昨日も見えてなかったし明日も見えそうにないので、
まぁ仕方ないねーと羅臼へ直行。

海は晴れ。国後島を眺めながらホッケバーガーを食べ、
中標津町の開陽台へ。
想像以上の素晴らしい眺めに喜んでいたら、地元の
おじさんに話しかけられました。

ハーレー乗りのおじさん、休みの日は各地から色んな
バイクが集まってくるここに、よく遊びに来るそうな。

開陽台の無料キャンプ場に宿泊予定だと言うと、
「だったらよくライダーを泊めている空き家があるから
泊まっていけばいい」とのこと。

それだけではなく、トマトやすじこを分けてくださったり
回転寿司や養老牛温泉に車で連れて行ってくださったり…

「おじさん何でそんなに人に親切にするの?って
よく聞かれるんだ。人に親切にすれば、人から親切に
してもらえる。人を騙せば、自分も騙される。
全部自分にかえってくるんだ」

ああ、大分のおじちゃんみたいな人がここにもいた。

ビールをおごってもらい、お腹一杯で苦しいと言うと、
「こんなこと100年に一度あるかないかだぞ」と。
確かに。いただける時にいただいて、返せる時に返します。
ごちそうさまでした!
  



2009年08月16日

寒くたって大丈夫@北海道



今日の雲は手強そうだなーと思いながら遅めの出発。
中標津からひたすら牧草地が広がる別海を抜けて、
根室方面へブーン。

・・・寒い。むちゃくちゃ寒い。

道の駅で秋刀魚づくしの昼食を食べ、カッパを着込んで
Uターン。納沙布岬は前回行ったしね。

この旅いちばんの寒さの中、向かうは霧多布。
北太平洋沿いの道に出るとそこには『草原モコモコ+
馬の放牧』という、私好みな景色が広がっていました。

花咲く霧多布岬も、展望台から見た広大な湿原も、
湿原沿いの民家のかわいいポストもいい感じ。

立岩と涙岬の散策路なんて、気持ち良すぎて
海に向かって駆け出したくなるような道でした。
世界に私一人ぼっちしかいないような気分になって
帰りは駐車場までダッシュしましたけど。

当初はキャンプをするつもりでしたが、
この寒さで海沿いにテントはつらいでしょうと
ネットで見つけた厚岸町にあるライダーハウスへ。

今年オープンしたばかりの無料ライダーハウス。
驚くほど快適で、夕食まで用意してくださいました。
協力金100円で本当に大丈夫なんですか?と
心配になってしまうほど。
オーナー夫妻の人柄、心遣いには頭が下がります。

こういったライダーハウスが残っていくかどうかは、
利用者のマナー次第。
自分、管理人さん、同泊になった人、後から来る人たち、
みんなが気持ち良く過ごせるようにするにはどうしたら
いいのか。
誰かが考えて、誰かが考えないから難しいだけ。

よく公衆浴場や公衆トイレに行っても思うんですが、
洗面所の髪の毛、人のが落ちてると嫌ですよね。
だからといってそれを片付けるのも嫌ですよね。
でも自分の髪の毛くらいは片付けられますよね。

一人ひとりがチョットだけやれば、誰も大きなことを
する必要はないのです。
  



2009年08月17日

これが噂の@北海道



今日も天気が悪いぞー。
旅の前半だったら確実に連泊していたところですが
いろいろあるので進んじゃいます。

これが噂の「道東の寒さ」なんだな・・・

今日も何枚も重ね着をして、コンビニを見つけるたびに
トイレに駆け込み、再び中標津方面へ。
目指すは裏摩周展望台。

これが噂の「霧の摩周湖」か・・・

前回摩周湖に来た時はとても天気が良く、ぜひ一度
「霧の摩周湖」を見てみたくて来たんです。
しかーし。霧が濃すぎてどこに湖があるのかもわからず。

これが噂の「神の子池」だ♪

こちらは、美しいとの評判は聞いていたのに
前回は足がなくて行けなかったところ。やっと来れました。
青森県の十二湖にある青池と同じような感じですね。
先に行った方に感動するんでしょうね。

ついでに近くにあった「さくらの滝」にて、
サクラマスの滝越えジャンプを観賞。これは先日出会った
旅人さんから薦められたスポットです。
確かにすごい。水量が多くてかなり負けてましたが。

そして今日の宿泊地、阿寒湖温泉へ。
聞き覚えのある「アイヌコタン」はディズニーランドの
一角のようでちょっとびっくり。ザ・観光地ですね。

自分がここにいることが場違いのような雰囲気の温泉街。
ちょっと居心地が悪い。でもそれも、知れてよかった。

今日はすっきりしないお天気だったけれど、
心はすっきりした一日でした。
  


2009年08月19日

カブ主@北海道



昨晩の宿で初めてリトルカブの方と同泊に。
黄色リトルはやっぱりカワイイ。やっぱり目立つ。

朝、一台のカブとすれ違ってからオンネトーという湖を
見に行くと、後からさっきのカブが登場。
品良くカスタマイズされた素敵なお洒落カブ。
この方、私を見てわざわざ引き返してきてくれたらしく、
しばしの間カブ話。
「私もカブに乗ってたんですよ」と車の方も会話に参加。

別れて走り出すと間もなく、
荷物満載の赤いリトルカブに抜かれる。

それからしばらくして、
都内ナンバーのスーパーカブに抜かれる。

同じ速度で前方を走る50ccを見ながら、初めて自分が
後ろの人からどのように見られているのかを知る。

法定速度30km/hの旅って、なんて優雅なんだろう。


本日の宿は、帯広市営の無料共同宿泊施設。
宿のノートを見ながら
「これって“カブシュ”って読むのかなぁ」と言っている
人が。見ると『カブ主』と書かれている。“カブヌシ”だ。

駐輪場にずらり並んだ25台のバイクのうち、カブは2台。
私のリトルカブはかなり浮いているように見える。
でもそれが嬉しい。
たぶんカブ主さんはみんなそう思ってるはず。

共通のモノを通して仲間意識が生まれるという世界は
サックスという楽器以来。
性格的にのめり込むことはないんだけれど、
そんな世界を垣間見れてちょっと嬉しい今日この頃。


☆夕食に入れてくださった皆さんありがとうございました!
  


2009年08月20日

盆踊りと鍋@北海道



北海道に満腹感を覚えてきた今日この頃。
帯広まで来たものの素早く北上に移りました。
お天気も相変わらず優れませんし。

極寒の三国峠を越え、層雲峡で温泉に入り、
旭川近くの比布という町にある宿泊施設へ。

もう夕方。今日はこれで終わりか…と
なんだか見覚えのあるハーレーの横にカブを停め、
先に着いているみなさんと「こんにちはー」。

・・・ん?あらま。
会ったことありますよね一年前に!!

なんと昨年那須のお宿に宿泊された静岡のお客さんと
再会しちゃいました。

そして興味は宿のすぐ横、比布駅にぞくぞくと集まる
怪しい人々に。

ちょうどこの日、町ではこんなことが!

いやー、笑わせてもらいました。
素晴らしい町ですねピップ。

そして晩御飯は、泊まり合わせたみなさんと外で鍋!
いやー温まりますね。ていうか8月ですよね今。

そこへお風呂から帰ってきたお客さんが
ビニール袋に入った大量のミニトマトを持って帰宅。
「歩いてたら地元の人にもらったんでどうぞ」
ほんと素晴らしい町ですねピップ。

この日は同泊のみなさんがいい方ばかりで、
楽しく美味しく素敵な時間を過すことができました。
感謝感謝です。

「これだから旅っていいですよねー」

そんなセリフを何度聞いたことでしょう。
  


2009年08月21日

サバイバー@北海道



羽幌のキャンプ場で一緒に飲んだSさんと、
もう一度飲みましょうということになり旭川で待ち合わせ。

さてまだ昼ですがどうしましょ?
するとSさんからこんな発言。
「サバイバーする?」

不安と好奇心でそわそわしながら買出しを済ませ、
Sさんお気に入りの秘湯『岩間温泉』へ車で向かいました。

峠を越え、国道から未舗装路に入り、熊が出そうな道を
グングン進み、登山口を通過し、橋のない川を越え、
(これ帰れるんだろうか)と心配になっていると
開けた場所にハイ到着ー。

美しい川沿いに湯船がひとつ。かと思いきや、あちこちに
石でつくられた湯船がたくさん。
ここだけやけに明るくて、山の中なのにまったく怖さを
感じません。

ではまず温泉卵の準備を。
65℃で、二時間半後ね。

とりあえず釣りましょう。おさかなを釣りましょう。
釣り糸をたらすとすぐに釣れるSさん。
何分やっても釣れない私。

他に人がいて抵抗があるのでお風呂は暗くなってから
ってことで飲みましょう。焼きましょう。食べましょう。
あぁシイタケも肉も魚も、外で焼いて食べるとなんて
美味しいんでしょうねー。

あ、そうそう温泉卵。うわーこれ硬さといい塩加減といい
最高の出来じゃないですかあははははは


おや、いつのまにかテントで寝てました。
そういえば温泉に浸かってません。
誰もいないので朝風呂を・・・って、雨降ってるし。

川が増水して帰れなくなると困るので、諦めてさっさと
撤収。さよなら温泉。一人じゃ来れないけどまたいつか。

でも今回、無料露天風呂好きな人の気持ちが少し
わかりました。女性は入りづらいんで残念なんですが、
確かに素晴らしいものがありますね。

楽しい経験をさせてくれたSさんに感謝。
  


2009年08月22日

北竜に里帰り@北海道



北海道二日目に私を助けてくれたお父さん。
あれから何度も
「また北海道にいるうちに来いよ」「一緒に飲もうや」
という電話をいただいていました。

そんなわけで、お父さんとお母さんに会いに再び北竜へ。

「いやー、出会いって不思議なもんだな」
と笑って日本酒を注いでくれるお父さん。
ジンギスカンを焼きまくるお母さん。
孫にでもなった気分の私。

「またいつでも来れるな」

広い北海道。まさか二度同じ場所に来ることになるとは
まったく考えていなかったけれど。
ちょっと遠い北海道。もう今回でしばらく来なくても
いいもんだと思っていたけれど。

お二人が元気なうちにまたこの場所に来たい。
それが自分にできる一番の恩返しのような気がする。

ニコニコ笑顔のお二人を見て、そう感じました。
  


2009年08月24日

羽幌に里帰り@北海道



約三週間前に二泊したキャンプ場の管理人さん。
別れる際、本当に寂しそうに
「また帰っておいで」「家に泊まりにおいで」
と言って下さいました。

そんなわけで、お父さんとお母さんに会いに再び羽幌へ。

おしゃべり好きなお父さんとビールで乾杯。
お母さんに至れり尽くせりのサービスをしていただき、
まるでお盆に帰ってきた娘の気分。

「また帰っておいで」とまだ着いて間もないのに
切ない顔をする寂しがり屋のお父さん。
「娘が滅多に帰ってこないから、つくしたいの」と笑って
新品のパジャマを差し出す気さくなお母さん。

お二人に勧められるがままに、二泊してしまいました。

私に小さなお守りを買ってきて、
出発の朝、泣きそうな顔をして手を振るお父さん。

あの日あのキャンプ場に泊まっただけなのに。

人との出会いを大切にするように
教えられているんだなと、つくづく思います。
  


2009年08月28日

美しい町にいます

現在滞在中の美瑛の宿が圏外につき更新が遅れておりますが私は元気です。
  


2009年08月31日

なんやかんやで一週間@北海道



8月24日
羽幌のお宅を出発。北竜のお家に向かう途中で
阿蘇で出会ったHさんと道路で再会し、
オススメのお店を2軒教えてもらう。

北竜にまた一泊。ひたすらお父さんの話を聞く。

8月25日
お父さんの「もうあんたと会うことはないだろうな」
という言葉にウルウルしながら富良野へ。
トンボの数が急激に増えたことに気付く。

Hさんオススメ『三日月』のラーメン、美味。
「6号」だと思い込んでいた場所は「麓郷」で、
やっぱり富良野は何かと北の国からだった。

ライダーハウスでメロン半玉。



8月26日
美瑛へ。前回行かなかった十勝岳望岳台や青い池を見て、
街へと降りたらHさんオススメの『ラ・マルタ』で
500円のオープンサンドを注文。

やがて隣の席に大阪人のおっちゃん(宿の主人)と
若者二人(その客)がやってきて、
さらに通りすがりの若者一人が私と相席に。
それにしてもデカイ上にウマイですこれ。

なんやかんやで食後は5人で美瑛ツアー。
宿主さん先導で雑誌には載っていない絶景の道へ。
明日も同行させてもらう約束をして、
富良野に戻りライダーハウスでメロン半玉。

8月27日
朝から美瑛の絶景ツアー。
観光マップの丘めぐりでは知ることの出来ない
美瑛のスケールの大きな美しさを堪能。

流しそうめんならぬ「流しそば」でお腹を満たし、
午後は宿主さんの知り合いのバイク屋さんへ。
かなり減っていた後ろのタイヤを割引価格で交換
してもらう。

さて、明日から天気が悪いからどうしよっかなー
と考えていたところ、その日から数日間お客を取って
いないという大阪人のおっちゃんの宿に、
掃除の手伝いをする条件で置かせてもらうことになる。

8月28日~31日
天気が良くなると思ったら台風が来たりして。
「いつまでおってもええで」という宿主さんの言葉と
宿から見える景色の素晴らしさに撃沈。
  


2009年09月01日

さよなら布団@北海道



宿の前から見えた夕焼け。
翌朝は雨だっていうのに夕焼け。
美瑛の空はそんなこと関係ないらしい。
この時期は綺麗な夕焼けがよく見られるらしい。

台風一過。昼から青空が広がり気温も上昇。
久々にカブを動かして、一人で“一般的な丘めぐり”。
やっぱり連れて行ってもらった場所の方が良かったな。

夜は宿主さんがコンビニで捕まえてきたお客さんと
お好み焼きをお腹いっぱい食べて、ガレージで
バイクがピカピカになる魔法のクリームに感動して、
露天風呂ツアーに行って星空の下でポカポカになって。

旅人宿の魅力を久々に味わえました。

キャンプ場、ライダーハウス、民宿、ホテル・・・
それぞれにいいところがあります。
そのなかでも個性があるので一概に何がどうとかは
言えないけれど、いろいろあるんだよってことだけ
知ってもらえれば。

さて、今更ながらエアマットだの折りたたみイスだの
シガーソケットだのを手に入れてしまったので、
明日からキャンプ生活に戻りますよー。
寒いのにね。
  


2009年09月02日

走って食べて寝る@北海道

毎年新聞の一面に載る大きな写真。
「これ本当に?」と疑いたくなるような真っ赤な絨毯。
それが大雪山(銀泉台)の紅葉。

あと二週間もすれば、そんな季節です。

「それまでおったらええやん」
という宿主さんの言葉に多少は心が揺れ動きましたが、
なにせ冬支度をしていませんから、もうこれ以上
道内にいるのは厳しいのです。東北もまわりたいし。

「また冬に来いよ」
という宿主さんの言葉を背中に受けて、
雲ひとつない青空の下、南に向かって走り出しました。

昨晩夜更かししたぶん出発が遅くなったので、
目的地に着くまでひたすら走って走って。

やっとのことで海に出ると、冷たい風。
どんどん冷える体とどんどん傾く太陽。まだ着かない。
それに加えてガス欠寸前。ひー。

どうにかなって、なんとか明るいうちに温泉に到着。
この寒さでキャンプをして大丈夫だろうかと心配した
けれど、コーヒー色した白老温泉に浸かってみれば
なんのその。

日が暮れる前にキャンプ場に到着し、ベンチに座って
ホッと一息。
宿の残りご飯で作った大きなおにぎりをバクバク食べ、
テントに入って久しぶりのパソコンタイム。

あーポカポカする。
あーお腹いっぱい。
あれ、今日一枚も写真撮ってない。
そうだな、馬がたくさんいたな。
あーもう寝よう。
あ、その前に数えてみよう。

一人でキャンプするの、23日ぶり。
  


2009年09月03日

冷温冷温@北海道



久々に早起きして気付いたんですが、
日の出の時刻がずいぶん遅くなりましたね。
夜も7時には真っ暗だし。ちょっと寂し。

今日は支笏湖経由で洞爺湖に行ってきました。
どうですこのお天気!
羊蹄山だって昭和新山の噴煙だって、
くっきりはっきり見えちゃってあらすごい。

でもね、寒いんです。風が冷たいんです。
だから洞爺湖温泉で温まりましたよ。
それはそれは素晴らしい眺めのお風呂でね。

そしてお次は、オロフレ峠を越えて登別へ。
途中まではいい景色だな~なんて思いながら
坂道を上ってたんですが、峠に近づくにつれ
風は強まるわ霧は出るわで寒いんです。
恐ろしく寒いんです。

せっかく温泉に入ったのにまた芯まで冷え冷え。
だから登別温泉で温まりましたよ。
もちろん無料クーポンが使えるホテルでね。

そして今夜の寝床、室蘭の無料キャンプ場へ。
ここがね、意外と標高が高かった。
まっすぐ走れないほどの強風。そして霧・・・

もうここまで来たら仕方ないと決心して、
垣根のすぐ脇にテントを張ってすぐさま中に
入りましたよ。

おや。そんなに寒くない。

こんなに薄っぺらいお家なのにすごいすごい。
風の音がちょっと騒がしすぎるけど、
カブが倒れやしないか心配だけど、
このままさっさと寝てしまおう。
  


2009年09月04日

初めては楽しい@北海道



本日は雨と濃霧と強風につき、キャンプ場に停滞なり。

一人旅の経験は女性にしては豊富な方だとは思いますが、
キャンプに関してはまだまだ初心者。

今回、今までにない超悪天候の中でのキャンプを経験し、
快適に過ごすためにはどんな装備が必要かなど新たな発見を
得ることができました。

こうして洗練されていくんだなぁ。
なんか嬉しいなぁ。

初めてのことってワクワクして楽しいですよね。
若い頃はそれが毎日のようにやってくるけれど、年をとると
自分から飛び込む必要があるので億劫になりがちですが。

何でもいいんです。
まだ作ったことのない作物の種を蒔いてみるとか、
まだ通ったことのない道を通って帰ってみるとか、
まだ食べたことのない料理を作ってみるとか。

初めてのことに失敗はつきもの。でもそれがなきゃ進まない。
常に新しいことにワクワクしながら、年を重ねていきたいなと。
目の輝きだけは保ちたいなと思うのです。
  


2009年09月05日

後ろ髪@北海道



天気も回復し、室蘭に来た一番の目的
ボルタ工房へ。

グッときたポーズはみんな品切れ状態でしたが、
記念にひとつ購入。

さてと。

北海道で行きたかった場所は、だいたい回りました。
あとは函館まで一気に進みます。

ただただまっすぐ南へと伸びる道。
走りながら、この一ヶ月間で出会った人たちの顔が
次々と浮かんできました。

広すぎる北海道は、もうカブで走りたくない。
ずっとそう思っていたけれど、いざ離れるとなると
なんだか寂しい・・・

本州は暑いのかな。
伸びた髪、切りたいな。
  


2009年09月06日

食べおさめ@北海道



大沼公園のキャンプ場で蚊に刺されまくりました。
気分はすっかり秋だったのに、私は夏に向かって
いるのですね。

はるばる来たぜ函館。
やっぱり暑いぜ函館。

美味しいお店がたくさんあって夜景が綺麗な街。
だけど私はすでに魚も肉も食べる気なし。
夜景は高校生の時にすごく綺麗に見えた記憶が
残っているのでそのままにしておきたい。

そこで今回目をつけたのが、函館エリアにしか
ないハンバーガー屋さん『ラッキーピエロ』。

人気の秘密を探るべく、食べてみました。
なるほど・・・
これは美味しいです。ちゃんと作ってます。
結局一日で三度も足を運んでしまいました。
だって今日しかないんですもん。。

そういえば今回スイーツをあまり食べていないわー
ということで赤レンガ倉庫群の中にあるお店で
好物のチーズケーキを試食。
『スナッフルス』の「チーズオムレット」と、
『プティ メルヴィーユ』の「メルチーズ」、
美味しかったので北海道物産展でチェックしよう。

あとは・・・
いつもいつでもいてくれた、セイコーマートとの
別れを惜しむのみ。

地域によってはスーパーよりも安くて品揃えが
良かったセイコマ。本当に感謝しています。
最近のヒットは「じゃがチーズモンブラン」です。

明日フェリーに乗り込む前に、何を買うか考えて
今日は眠ろう。
  


2009年09月07日

気持ちの問題

今日は朝から函館温泉。
HO(ほ)の無料クーポン使いおさめです。
この雑誌にも本当にお世話になりました。

いい湯だったわ~と服を着て腕時計を着け、
ここであることに気付いたのです・・・

お守りがない。

友人からもらったお守り。革紐にくくりつけて、
バイクに乗るときは必ず首から提げていました。

そういえば昨日からしていない気がする。
そこで昨日入った温泉に電話してみるも、ないとのこと。
それじゃ一昨日・・・?

もう仕方ない。
すごくショックだけど、身代わりになってくれた
ものと考えよう。
それに、すぐに気が付かなかったということは、
自分がお守りという“モノ”に依存する必要が
なくなっていたということなのだし。

でも何かひとつあると落ち着くのは事実なんですよねー。
大丈夫。羽幌のお父さんから頂いたお守りがあります。
友人からもらったアイテムもまだ他にありますし、
何より皆さんからの念は、常に感じていますから。

現在大間行きのフェリーの中。
これからも安全運転で進みます!